先日、甥っ子の付き添いでTAMIYA PLAMODEL FACTORYに行ってきました。
そこで消費行動を促進させるサービスを実体験しました。
⒈ TAMIYA PLAMODEL FACTORY
TAMIYA PLAMODEL FACTORY 新橋店 に行きました。
これは、首都圏では初めて、タミヤの全製品が揃う3フロアの大型ホビーショップです。
地上1階・地下1階にはタミヤ製品が約6,000アイテムを取り揃えられています。
『スケールモデル』(車、バイク、ミリタリー、艦船、飛行機等)約1,400アイテム、『RC(ラジオコントロール)モデル』約2,500アイテム、『ミニ四駆』約800アイテム、『楽しい工作シリーズ』、工具、塗料、書籍など約1300アイテムと独自の製品やグッズなどが販売されています。
地上2階には約150㎡の多目的スペースが存在します。
ここでは新製品の発表会、展示会をはじめ、ミニ四駆やラジオコントロールモデルの競技会、工作教室、模型講座、セミナー、トークショー等様々なイベントが開催されています。
さて、今回は甥っ子が初めてミニ四駆に挑戦するとのことで初めて訪問しました。
ミニ四駆とはタミヤが発売している小型の動力付き自動車模型(プラモデル)である。 小型電動機(モーター)を搭載した四輪駆動の模型で、単3型乾電池を動力源として走行する。 ラジオコントロールではない。 商標権はタミヤが保有(登録商標日本第2168392号ほか)。
⒉ 消費行動をアップさせる仕組み
このTAMIYA PLAMODEL FACTORY 新橋店 のポイントは、購入したミニ四駆を2階のモデラーズスクエアというスペース組み立て、実際にコースで走らせてすぐに楽しむことができます。
実によくできています。
実践場所の提供です。
今回の訪問でも、甥っ子と一緒に2階に上がり購入したミニ四駆を組み立てて、コースで走らせました。
もちろん、ノーマルの状態でもコースを走ることが可能です。
しかし、周りにはもっと早いマシーンを走らせている人がいます。
そう、ノーマル状態はあくまで最低限走れる状態なだけなのです。
それだけでも十分楽しいのですが、やはり人間の欲がくすぐられます。
このスペースで、実際にマシーン走らせ、さらに性能の良い状態にできることを知ると、消費者の消費行動欲がくすぐられます。
そう、ノーマルのミニ四駆をカスタマイズしたくなるわけです。
カスタマイズには様々なパーツが必要です。
スピードを早くするモーター
スピードが早くなってカーブでコースアウトしないようにするベアリングローラー
ジャンプしてコースアウトしないようにする重し
シャーシ(車体の底の部分)強度をあげるプレート
モーターにつけるギア
ホイール
などなど、まだまだあります。
そして、車体のシャーシタイプによって選ぶものが変わってきたりと、かなり奥が深いのです。
地上2階のスペースにあるコースで走行を楽しんだ後、カスタマイズしたくなった消費者は地下1階の販売スペースに行けば必要なパーツを購入することができる。
しかもカスタマイズした成果をすぐにコースで確認できるというシステムです。
商品を購入し、それをすぐに体験でいる場所を無料で開放するこのシステムは実に消費行動を増加させる仕組みだと改めて感心しました。
⒊ まとめ
実践場所の無料提供。
実に当たり前のようでよくできたこの仕組みは、多方面でも応用ができそうです。
自身のサービスにも応用してみるのも良いかもしれませんね。
因みに、この日は初心者向けのカスタムパーツを購入しました。
時間も忘れて楽しめました。
子供のみならず大人もドップリ楽しめるミニ四駆にも、改めてはまりそうです。