私は、オランダで口腔外科医・歯科医師として勤務しながら、イラストの仕事もさせていただいています。
光栄にも、大作論文へのイラスト提供をさせていただきましたのでご紹介いたします。
1. イラスト
今回イラストを提供させて頂いた論文は、
Japanese Dental Science Review、Volume58、November 2022 page193-207
に掲載される
『Fatigue bond strength of dental adhesive systems: Historical background of test methodology, clinical considerations and future perspectives』
です。
依頼者の筆頭著者である、辻本暁正 先生です。
辻本先生は、現在、米国アイオワ大学歯学部 Department of Operative Dentistry 准教授としてご活躍されています。
本論文では、歯科用接着システムの接着試験の歴史と展望が紹介されています。より臨床環境に近い実験条件や実験装置を生み出すための変遷にも触れらており、接着疲労試験の重要性と今後の可能性についても言及されています。
さらに、接着システム自体の発展についても書かれており、今日までの歯科用接着システムの進歩の舞台裏を垣間見ることが出来ると思います。
2. イラスト紹介
実験装置及び、接着システムの分類に関連したイラストを作成しました。
作業環境は以下に記した通りです。
使用PC:MacBook Air 2020
ペイントソフト:CLIP STUDIO PAINT EX Windows/Mac OS X版
ペンタブレット:Wacom Intuos Pro PTH-660
論文やスライド、書籍用にイラストが必要な方は、問い合わせよりご相談ください。見積もりお出しします。
海外で医療者として働くための道!シリーズの記事はこちらから↓
http://www.chiptankoyama.com/category/海外で歯科医師として働く/
↑私がイラストを担当した抜歯本です。イラストが豊富でわかりやすい内容になっています。