ベルギーのブリュッセルには多くの魅力的な場所が存在します。
とある土曜日の朝にブリュッセルでフラワーカーペットが３日間開催されることを知り、思い立ったが吉日で行ってきました。
マーストリヒトからブリュッセルには１時間４５分（電車）で行けてしまいます。
iPhoneにて撮影
⒈ フラワーカーペット
フラワーカーペット祭は２年に１度、ベルギー・ブリュッセルのグラン・プラスという広場で３日間にわたり開催されます。
毎回テーマが設定され、それにちなんだ模様が数十万本の花々で表現されます。
２０１０年は「ヨーロッパ」、２０１２年は「アフリカ」、２０１４年は「トルコ移民50周年記念」がテーマでした。
今年はなんとベルギー・日本友好１５０周年を記念して、テーマは「日本」！
です。
模様は日本の花鳥風月を表現した以下のものです。
今年は、２０１６年８月１２〜１５日の４日間の開催です。
ブリュッセルはベルギーの首都であり、このグラン・パレス広場は世界遺産（１９９８）にも登録されている世界で最も美しい広場の一つとされています。
広場は市庁舎やギルドハウス、王の家などの歴史的な建造物に囲まれています。
またGODIVA本店や周囲には大聖堂、小便小僧などの観光名所もあります。
⒉ ヨーロッパの陸続きの利便性を生かして思い立ったが吉日行動でブリュッセルへ
８月１３日（土曜）の朝にFacebookのフィードに流れてきたとある広告記事でフラワーカーペットが開催されていることを知りました。
以前、日本でとあるテレビ番組でフラワーカーペットの存在を知り、行きたいなと思ってました。
ですから、この広告を見たときはおぉーー！！
そうだ、これは行かねば！！
と、すぐさまホテルを予約。（ホテルはグランパレス広場から徒歩３５分の安宿をブック）
マーストリヒトからブリュッセルへの行き方を調べます。
今では便利なもので、Google Mapでも電車の乗り継ぎが調べられます。
（グランパラレス広場への最寄駅はBrussel Central ですが、予約したホテルは一駅手前のBrussel Nord です。）
なんと、マーストリヒトから電車で１時間４５分で行けてしまうのですから、陸続きのヨーロッパならではの利点です。
しかも、週末はWeekend ticket が利用でき、往復（帰りは翌日でも可）で２１ユーロ/人（２４００円）です。
（通常チケットだと往復で２倍の値段です。）
土浦から東京の往復とそう変わりません。
途中乗り換えのリエージュ駅
⒊ フラワーカーペット
グランパレス広場周辺に来るとお祭り騒ぎ感をヒシヒシと感じます。
いざ広場に入れば、世界最高峰を誇るその美しさに心奪われます。
広場には縦７５m、横２４m、面積にして１８００㎡の巨大なフラワーカーペットが広がっており、ものすごい人集りです。
約８０万本もの花々で作られた巨大カーペットには圧巻。
いかがでしょうか？
おぉーー！！
凄い！！
。。。けど、全体像がよくわからないなぁ。
はい。
正直なところ、地上からではこのフラワーカーペットの美しさを堪能することは極めて困難に感じました。
やはり、高いところから全貌を見渡したい！
そう誰もが思います。
それが可能になる場所が、広場にある市庁舎２階のバルコニーからの鑑賞です。
こちらは誰でも５ユーロ（パンフレット付き）で入れます。
早速登ってみました。
あーーー、もう、全然違います。
全く別の景色です。
絶対に市庁舎２階から鑑賞するべきです。
見事な花鳥風月ですね。
こちらの広場は夜もまた違った美しさを見せてくれます。
昼間と夜と両方をたんのうすることをお勧めします。
とはいえ、夏場は２１時半過ぎにならないと暗くなって来ないので、夕方から行けば十分だと思います。
昼間は別の観光名所を回るのも良いでしょう。
夜は音楽と共にフラワーカーペットがライトアップされるセレモニーが行われます。
合計何回行うかはわかりませんが、我々がいたときには少なくとも、２１時半、２１時４５分、２２時、２２時３０分に行われていました。
曲は「さくら」でした。
⒋ まとめ
ベルギー・ブリュッセルのフラワーカーペットは２年に１回開催されます。
次回は２０１８年です。
フラワーカーペット以外の時でも、世界遺産のグラン・パレス広場に訪れる価値は十分にあります。
ヨーロッパ在住、留学中なら陸続きの利点を生かして簡単にいくことができます。
２年後の楽しみが１つ増えました。
【今日のオランダ語】
なんて美しいんだ！
Wat is het mooi !（ヴァット イス ヘット モーイ！）
