これまでに多くのことを辞めてきました。
反対に続けてきたこと、新たに始めたこともたくさんあります。
続けるかやめるかを決める際に、意識していることがあります。
⒈ 継続は力なり |
今の状況があるのは、あることをやり続けたからです。途中で止めていたら今はありません。
また止めていたなりの別の結果に至っていたでしょう。
継続は力なり。です。
意味を調べると
“何事においても継続することは大変な努力が必要であり、地道な努力を続けていけば、やがて積み重ねが力となっていく。” です。
継続することが大切なことくらい、なんとなく誰もが頭ではわかっています。
でも続けられないことも多々あります。
(自分はこれまでに多くのことをやめてしまいました。)
その原因の多くは、「地道な努力を続けていけば、やがて積み重ねが力となっていく。」の“やがて”にあると思います。
“やがて”っていつだよ!?
この“やがて”っていつだよ!?という疑問と不安に負けるか否かが分岐点です。
最初は意気揚々と始めたことでも、いつまでも求めていた成果が見えないと疑問を抱き始めます。
これやってて意味あんのかなぁ?このまま続けていていいのかな?と。
そして徐々に士気が下がっていき、止めてしまう。
⒉ 成長の2次曲線 |
ある時を境にググゥーっと伸びるやつです。
ブレイクスルーです。
最近良くも悪くも実感することが多いです。
良いことで言えば、絵を描いていて感じることです。
これまでに描いてきた自分の絵を見ていると、ポツポツとある時期を境に急に上達している時期があります。ここ最近に描いたものと少し前に描いたものを見比べても、差が歴然です。
明らかに今の方がより良い絵が描けていると感じます。
(自分の中の理想に近くなっている)
これは継続の積み重ねが招いた結果だと思います。何度かブレイクスルーが起きているのです。
オランダ語です。
正直焦る気持ちが出てきます。2ヶ月半やってるのに成長が感じられない、、、年のせいか?なんて何かのせいにしてみたり。
でも焦ってはいけません。まして、嫌気がさして辞めてしまってはいけません。
これは当たり前のことなのだと言い聞かせています。
そもそも、まずはオランダ語のボキャブラリーを蓄積しなくてはいけません。ボキャブラリーが増えたら、今度は単語と発音(音)を脳内でリンクさせていかなくては聞き取れません。
覚えた単語を容易に引き出しから取り出せるまでに定着させる必要もあります。
どれも、数日でできるものではありません。焦る必要はないのです。虎視眈々と地道にブレイクスルーの時期を信じてやり続けるだけです。
自分の場合は、オランダ語が必要なのでやめてしまうことはありませんが、
士気には影響するかもしれません。
それでも、この2次成長・ブレイクスルーが起きると信じていればモチベーションが上がるし、続けられます。
何においても、続けているのに成果が出ない時は、
2次成長が起きる前なだけなのだと言い聞かせます。
この先にブレイクスルーが待っていると信じて続けるしかありません。
そして、必ずその時が来ると思っています。
“やがて積み重ねが力となっていく”その時を待てずに辞めてしまってはもったいないことです。
いつ来るかは人それぞれでしょうし、予測はできません。
1年後かもしれないし、1ヶ月後かもしれないし、明日かもしれません。
⒊ 取捨選択を忘れずに |
辞めるのは簡単です。
続けるには、時間とそれなりの労力、時にはストレスがかかります。
それでも辞める前に、もしかしたらブレイクスルーは直ぐそこかも!?と考えてみると良いです。
それでもやめたければ、やめればいいと思います。
なぜなら、時間は有限だからです。
何でもかんでもをやり続けることは事実上困難です。
本当に必要なことを取捨選択する必要があります。
これは自分にとって必要だと思って始めても、やってみてら自分には必要がないと後から分かることもたくさんあると思います。
一歩踏みとどまって考えて、それでもやめたければ無理に続けることはないと思います。
それは捉え方次第で、時間の無駄になる可能性もあるからです。
自分が続けていることには次のようなことがあります。
・口腔外科医
・イラストレーター
・留学
・英語
・オランダ語
・ブログ
などです。(他に細々したものはありますが)
どれも、この先の更なるブレイクスルーを信じて続けていきます。
【編集後記】
まるで達観できているかのように書いていますが、実に自分にそう言い聞かせてケツを叩いているのが事実です。これでいいんだ、自分の選択は間違いでないと証明するために継続するのだとも言えます。
【今日のオランダ語】
無理するなよ。気楽にいこう!
Niet te hard werken. Doe het rustig aan!
(ニートゥ トゥ ハード ヴェルケン. ドゥ ヘット ルスティッヒ アン)