海外旅行や海外生活をすると、日本の良さに改めて気付くことがよくあると思います。
日本の良さを知るプラスと、それがない海外を知るマイナスでプラマイゼロ。
海外の良さを手に入れるプラスと、日本の良さを手放すマイナスでプラマイゼロ。
自分は、海外の良さを新たに知るプラスと、日本の良さを再認識するプラスでプラマイプラスと考えています。
⒈ 日本の良さを再認識する |
海外生活でしみじみ感じるのは、日本食の美味しさです。
先日、オランダで手に入れた納豆(冷凍・日本産)を久々に食べて涙が出ました。
美味し過ぎます。普段感じていた美味しさに輪をかけておいしいのです。
食べ物で言えば、刺身(質の良い生魚)、本物の寿司、焼肉、蕎麦、おでん、焼き鳥など、オランダではなかなか食べられないものが沢山あります。(ぽいものならありますが)
柿ピーですらもうご馳走に思えます。
食べものだけではありません。
・日本人の奥ゆかしさ、
・お風呂に入る文化、
・文房具のクオリティの高さ、
日々の生活で感じる日本の良さは留まるところを知りません。
今まで当たり前だったことが、非常に輝いて見えます。
客観的に、外から日本(日本での生活)を見るということはこういうことなのだなと思います。
⒉ 海外の良さも新たに知る |
国にもよるでしょうが、海外生活にももちろん良い点がたくさん有ります。
オランダで言えば
・街並みがきれいだとか、
・ビールの種類が豊富だとか、
・ワインが安いとか、
・オランダ人はほぼみんな英語が喋れる、
・性格がフレンドリー、
・公共Wi-Fiが発達している(カフェ、街の広場、図書館、ジム、電車でも使用できることもある)、
・教育費や医療費の自己負担がかなり少ない、
・仕事は定時上がりが普通(メリハリがある)、
・働き過ぎない
・陸続きなため異国へふらっと行ける。
うぁ、日本にも取り入れたいなぁと感じることが多々有ります。
⒊ プラマイプラス |
日本の良さを知って、外から日本を省みて、「日本の生活は良かったなぁ」なんて感傷に浸るということではありません。
そうやって日本の良さを今までと違った次元で感じられるようになって良かったということ。
さらに、それらを今は手放す反面、得られる海外生活ゆえの楽しみ・喜びを実感できるということ。
つまり、捉えようによってはプラマイゼロではなく、プラマイプラス、何ならプラプラプラスです。
日本を外から(客観的に)見て日本の誇れる部分を強烈に知れるというプラス、さらに毎日が新しいことの発見である海外生活というプラスです。
これを人生全般に応用して、プラプラプラスで何事も楽しんでいきたいものです。
【今日のオランダ語】
3+4=7
Drie plus vier maakt zeven.
(ドゥリー プルス フィア マークトゥ ゼーヴェン)