ロゴを作成する時にやっている、ひらめきを呼ぶための方法があります。
以下の10の方法を組み合わせています。
毎回すべての方法を使うわけではありませんが、幾つかの方法を試しているうちに良い案が浮かんできます
⒈ ロゴを作成する時にやっている、ひらめきを呼ぶための方法10選 |
①対象物を文字に起こす
・ひらがな
・カタカナ
・ローマ字表記
・フォントを変える
②対象物を輪郭だけで描いてみる。
③ロゴのテーマと関係のあるもの、連想されるものも描いてみる。
違った目線から、対象物を表現するためです。
直接的な表現ではなく、間接的表現を敢えてするのも時にはまることがあります。
つまり、見ている側に逆に連想してもらう手です。
④陰影をつけて描いてみる。
コントラストを上げた白黒写真のように書いてみます。以外とシックでかっこよくなりやすいので、使える手段です。
⑤対象物を平易に描いてみる。
極端に抽象的に描いてみます。形態を極限まで簡素化してみるのも良いです。
丸と四角とか、三角と丸とか。単体で見たら単なる図形にしか見えない状態です。それらを組み合わせて対象物の形を連想させます。
⑥描く道具を変えてみる。
具体的には、ペイントツールのいわゆるブラシ機能を色々変えます。
鉛筆で描いてみたり、筆で描いてみたり、油絵、水彩、すみ、チョーク、マジックペン、カリグラフィーペン・・・様々あります。テイストが変わって何かがひらめくこともあります。ロゴにアクセントを加えるために、部分的にブラシを変えるのも有効です。
⑦対象物のある一点を何かに例えたり、文字で置き換えられないかなどを考えます。
メインの対象物のある一部分を、関連のあるものに置き換えたり、文字にしてしまったりします。
他と違う何かを出すにはいいかもしれません。また、ロゴに複数の想いや意味合いを含めたい時にも有効です。
⑧対象物のシェイプと文字をあれこれ動かしまくる。
位置関係に よって何かしっくりいくポイトが見つかるかもしれません。または、位置関係によって全体が別のものに見えてくることもあるかもしれません。アイディアとしては良いのに、何かロゴとしてしっくりこない、格好良くない、なんていう時に有効です。
⑨見る方向を変える。
キャンバスを横にしたり、逆さにしたりして、何か別のものに見えないか試す。ある程度案が固まっている段階で行っても良い方法です。何かもう一捻り欲しい時などにも便利な方法です。
⑩対象物を複数書いてみる。
一つ書いたものを複製するなりして、並べてみます。2個3個(何個でも良い)複製してみて、また動かしまくる。うまくハマったり、並べ方でまた別のもに見えてきたり、何かがひらめくかもしれません。また、同じ形態のものが並んでいることによって、ロゴとしての統一感を出すこともできます。バランスをよく見せる効果もあります。シンメトリーなロゴ作りにも有効です。
⒉ 試行錯誤で自分のインスピレーションを刺激する |
僕の場合は、ロゴ作成時には上記のような方法を試みています。
どんな方法でも良いのですが、大事なことは自分のインスピレーションを多角的に(多方面から)刺激することです。それによって、ロゴを作る、絵を描く、というメインの作業のパフォーマンスが上がります。
スポーツでも、様々なトレーニングをしますよね?
僕は大学時代にラグビー部に所属していました。ラグビーそのもの以外のトレーニングもたくさんありました。
相撲をしたり、タイヤを引いたり、砂を詰めたボールを持って走ったり、マーカーを使用したサーキットトレーニング、ジムでの筋トレ、カニ歩き、などなど。
ラグビーというメインの作業で良いパフォーマンスをするために、様々な角度からトレーニングをして刺激を与えるためです。
多方面からのアプローチは、ロゴに限らず様々な作業・仕事に有益なことですね!
【今日のオランダ語】
良いアディアが浮かんだ。
Ik had een geweldig idee.
(イック ハッドゥ エン ヘヴェルディッヒ イデー)