良い刺激を見過ごさないために!Wembley ArenaでXJAPANのライブ鑑賞

Wembley Arena アクティビティ

好きな物や人、頑張っている人やその姿、計り知れない努力とそれに伴う結果。

これらはどれも良い起爆剤でになります。

自分の熱量と同等かそれ以上の物と触れると、お金では買えない追い風を感じることができます。

今回Wembley Arenaを訪れたのも、それが理由です。

 

 

⒈ X JAPANのWembley Arena公演

 

世界的にも有名になった日本のロックバンドX JAPANが1年間の延期を経て、2017年3月4日にWembley Arenaで公演を行いました。

 

Wembleyといえば、サッカーの聖地でありWembley Stadiumはイングランド代表の試合やオリンピックの試合も行われています。その隣にあるのがロックの聖地の一つと言われるWembley Arena(The SSE Arena, Wembley)です。

Wembley Arenaがなぜロックの聖地なのかという明確な理由はわかりません、その歴史と名だたる公演者たちの功績がそう言わしめているのかもしれません。

日本人アーティストがWembley Arenaで公演を行うのは、X JAPANが2組目になります。ちなみに初の日本人公演はBABY METALです。当初は2016年3月にX JAPANが日本人初の公演を行う予定でしたが、メンバーの緊急入院により延期を余儀なくされた経緯があります。

 

1年越しの今回の公演では、バンドのドキュメンター映画 ” We are X “もライブ前に上映されるということになり、とても贅沢な構成になっていました。ファンにしてみれば1年延期した不幸中の幸いとも言えます。

バンドのドキュメンター映画 ” We are X “は

映画はローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画を手掛けたスティーヴン・キジャック監督とアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した製作陣がタッグを組んで作られました。2016年1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門「最優秀編集賞」を受賞しています。また同年SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)映画祭ではノミネート作品として同映画祭で最大のパラマウント・シアターで上映され、すでに世界20以上の映画祭で上映され高い評価を得ています。

 

 

⒉ 巡り合わせ・追い風

 

自分はX JAPANの大ファンです。中学1年生の入学祝いに祖父に買って頂いたCDプレーヤーに付属品としてコンピレーションアルバムが付いてきました。その中にX JAPANのSay Anythingという曲が入っていたのが出会いでした。

最初の出会いはなんとも美しいメロディーのバラード曲でした。興味をもって調べてみて初めて、その出で立ちの奇抜さに衝撃を受けたことを覚えています。

それ以来、年末に行われる TOKYOドームライブにも毎回足を運びました。当時はコスプレ用の刺繍入りの衣装まで作りました。1997年12月31日の解散ライブにも、2008年3月30日の復活ライブにも行きました。

また、X JAPANが世界進出をし、ワールドツアーを行なっていた頃、2011年に自分はドイツの病院に留学していました。すると2011年7月3日にドイツのベルリン公演があり、それにも足を運びました。

今回は、本来なら昨年2016年3月に行うはずだった公演が1年押しで2017年3月となりました。昨年であれば、日本にいたので行けなかったでしょう。今はオランダにいるので、ユーロスターでロンドンに行けます。

この巡り合わせに勝手に何かを感じてしまい、Wembley Arena公演を見に行く決心をしました。

 

X JAPAN

ロンドンの地下鉄駅のポスター

X JAPAN

会場にてファンの寄せ書き

 

Wembley Arena
Wembley Arena

 

Wembley Arena
Wembley Arena

 

https://youtu.be/WtUmc3uHNL4

 

 

 

⒊ コンサート内容

 

コンサートのセットリストは以下の様になっています。

X JAPAN LIVE 2017 at the WEMBLEY Arena in LONDON
4th・March・2017 SSE Arena WEMBLEY

映画 ” We are X ”
1.RUSTY NAIL
2.HERO
3.JADE
4.KISS THE SKY
5.Beneath The Skin
6.PATA solo
7.HEATH solo
8.DRAIN
9.SUGIZO vin solo
10.La Venus
11.Say Anything
12.Born To Be Free
13.Kurenai

Encore1
14.YOSHIKI Piano solo
15.YOSHIKI Drum solo
16.Without You
17.I.V.
18.X

Encore2
19.Bohemian Rhapsody
20.Space Oddity
21.ENDLESS RAIN
22.Violin~Piano
23.ART OF LIFE

 

この日公開録音した会場のファンの歌声で、完成を迎えることになるという新曲“KISS THE SKY”の歓声の一人に参加することができ、感無量です。

 

X JAPANは当初、その出で立ちから賛否を受け、誤解を生むことも多かった様です。周りから何を言われようと、時に挫折を味わっても、その信念を貫きここまで評価されるに至った背景には、想像を絶する覚悟と努力があったのだと思います。その、熱量の凄まじさはこれまでの道のりを見れば容易に想像ができます。しかし、その本当の凄さを100%理解することはご本人たち以外には不可能なことです。想像を絶する裏打ちがあっての今なのだと思います。

 

今回のWembley Arena X JAPAN公演を経て、また改めて自分自身の覚悟を律せられた気がします。

 

 

 

【今日のオランダ語】
覚悟はできています。
 Ik bereid mij voor alles. 
(イック ベレイドゥ メイ フォール アレス)