マース川にかかる橋・いかなる時も足止めを食らわない工夫

マース川と石橋
オランダ生活

マーストリヒトに、現在も現役バリバリで活躍している古い石造りの橋があります。

 

 

⒈ 石橋

 

マーストリヒト駅から真っすぐと、マース川に向かう道を歩けば、古い石橋に出くわします。街の真ん中を流れるマース川にかかる橋です。

マース川は今でも、運搬船などが通る水路としても活躍しています。そのため、石橋の一端は舟が通る際にはせり上がります。

たまにその瞬間に出くわします。

 

晴れた日のマース川ほとりの景色は最高です。絵葉書になります。

マース川と石橋

マース川と石橋

 

橋の写真の右端の方が船の交通路です。船の高さが高い場合にはこの部分がせり上がります。

 

 

⒉ 橋のせり上がり

 

普段はフラットな状態です。船が通過する際に、必要に応じて橋がせり上がります。

橋が上がる際には、キンコンキンコンと音がしながら、赤信号が点灯し踏切がおります。船が通過する間はそこは通れません。しかし、急ぎの人もいるでしょう。その点が考慮されてか、橋の両端の歩行者用通路はせり上がっている最中でも通ることができます。

よくできていますね。

 

フラットな状態

せり上がっている最中

 

完全に上がった状態

船が通過

 

 

橋がせり上がる瞬間に出くわすと、なんだか意味もなくワクワクします。ここでの生活が長い現地の方々には、日常茶飯事かもしれません。いちいち、足止めを食らっていてはたまらないということもあるでしょう。両サイドの歩行者通路がそれを解決してくれています。

実際に、今朝も病院に行く時に橋がせり上がっていましたが、おかげで遅刻せずに済みます。

 

夢や目標も、針の穴一つ分でも抜け道があるかないかでは大違いです。探します!

 

 

【今日のオランダ語】
すべて順調です!
Alles in orde!
(アレス イン オーデ)