セキセイインコがわが家にやってきて10日目に初めて手に乗りました。
⒈ スズメが乗った |
我が家にやってきたセキセイインコのスズメちゃん、予想よりも早く10日目にして初めて手のひらに乗ってくれました。
その時の喜びったら、言いようがありません。
「クララが立った!!」
ならぬ
「スズメが乗った!!」
です。
スズメちゃんが少々ブレてしまっていますが、その記念すべき瞬間の写真です。
スズメちゃんは見ためよりもずいぶん軽く、その足からはぬくもりを感じます。足の爪は思いの外痛くありません。体のほとんどが羽毛で覆われているので、実際の重さより大きく見えるのです。
手のひらに乗せてある餌を一生懸命に食べていました。
その数日後には。。。
⒉ 手乗りへの道のり |
手乗りへの道のりは、どの時期にセキセイインコを迎えたかによるところが大きいのです。簡単に言えば、生まれて間もない頃から世話をすればとってもなつくし、迎える時期が遅ければ遅いほどなつきにくくなります。(なつくのに時間がかかるという意味です)ヒナの時期に迎える方がなつきやすいようです。
セキセイインコは
生後35日(約1ヶ月)までは ヒナ
生後150日(5ヶ月)までが 中ヒナ
生後300日(10ヶ月)まで 若鳥
生後300日(10ヶ月)以降 成鳥
と言います。
我が家のスズメちゃんは生後10週間でやってきました。生後10週(約2ヶ月少々)というと中ヒナの時期に当たります。
見た目はほぼ成鳥でも、一応ヒナの時期なので期待が膨らんでいました。
お店から我が家に移ってきた初日は、カゴに入れるとすぐに落ち着きました。特に騒いだり暴れることもありませんでした。それでも、我々が近寄るとなるべく遠ざかるようにカゴの端へと移動していました。餌を容器に入れる際も、カゴに手が近づいてくると、一番遠ざかれる場所に避難する具合です。
何をするわけでもなく、なるべくカゴを自分たちの近くに置いて日中は生活するようにしていました。たまに呼びかけたり、近寄ったり、そばにいるけどスズメちゃんには何もしない、そんなことを 日々継続していました。
3、4日すると我々の存在には慣れたようです。常に近くにいたので、顔を近づけても逃げなくなりました。しかし、手や指はまだまだ怖いようでした。
餌以外にも副食としてパセリやリンゴ、小松菜なども良いと知りパセリを手にとってカゴの外からあげてみました。最初は見向きもしませんでした。
7日目くらいに、カゴの外から手に持っていれたパセリをつつきに来ました。進歩です。食べはしませんでしたが、2、3回つつくということはするようになりました。このころから、パセリではなく大好きな餌を指に摘んでカゴの外からあげてみました。これも最初は近づきもしません。餌が小さいので、突くとなると相当近づいてこないければならないからです。
地道に、摘んだ餌をカゴの中にパラパラ落として食べさせました。(全部の餌をこのように上げる訳ではありません。あくまで手に慣れてもらうための練習の時だけです。)これによって、手から餌が出ててくる、手は餌をくれる良いもの、という刷り込みができるかなと思ったからです。これを繰り返していると、カゴ越しに餌を落としてくれる指への距離が少しづつ縮みました。
8日目あたりに、指でつまんでいる餌を突こうとまでしました。このころには、手を近づけると少し距離は取るものの、怖がって慌てて逃げることはなくなっていました。
そして運命の10日目!
私が病院に行っている間に嫁殿が手の平の淵に餌を乗せて、カゴ越しに近づけたそうです。すると網の隙間から手の平の餌を一生懸命つついて食べたいうのです。続けて手のひらに餌を乗せてカゴの中にそっと手を差し伸べると、ひょこっと手のひらに乗って餌を食べたそうです。帰ってきてビックリ!オーー!!もうそんな段階まで行ったの!?
自分も試しに餌を乗せた手のひらを差し出してみました。最初は身を伸ばして餌を食べようとしますが、少し手を離すと、小さな足をめいっぱい伸ばして私の小指つかみます。やがてもう片方の足も止まり木から放して、完全に手の平に乗りました。
感動です。
距離が縮まったこの感じ。プライスレスです。
⒊ 愛着倍増 |
ただでさえ愛嬌の塊ようなスズメちゃん。見ているだけでも癒されました。そんなスズメちゃんが我々を、得体の知れない外敵という認識から除外してくれたことが嬉しくてたまりません。
現金な話ですが、可愛さがアップするのは言うまでもありません。
愛着倍増!エンドレス!です。
これからのスズメちゃんに乞うご期待。
【今日のオランダ語】
私は深い愛着を感じる。
Ik kan diepe gehechtheid voelen.
(イック カン ディーペ ヘヘヒテイトゥ フォーレン)