ヨーロッパには手打ち蕎麦屋がほとんどありません。
僕が知る限りでは、ドイツのデュッセルドルフにある「そば庵」とフランス・パリだけです。
念願のデュッセルドルフ・「そば庵」に行ってきました!
⒈ そば庵(デュッセルドルフ店) |
オランダには手打ち蕎麦屋が有りません。
オランダはおろか、ヨーロッパでみてもほとんど無いに等しいです。
そんな希少な、日本人がそば打ちをしている手打ち蕎麦屋が、
ドイツのデュッセルドルフにあります。
ドイツで唯一の手打ち蕎麦屋です。
そば庵(SOBA-AN)です。
場 所: Klosterstraße 68, 40211 Düsseldorf, ドイツ
営業時間:月〜土曜 12時00分~14時00分 ・18時00分~22時00分
定休日:日曜
ホームページ:そば庵ホームページ
⒉ そば庵・メニュー |
メニューはこんな感じです。
夜は一品メニューも数多くあります。
詳しいメニューはホームページより確認できます。
⒊ そば庵・実食 |
注文は、
・冷たいお蕎麦+ミニ天丼(自分)
・温かいお蕎麦+天ぷら(嫁殿)
です。
客席から見えるそば打ち部屋で、
そば打ちしている姿を見ながら待ちます。
とっても上手です(当たり前かもしれませんが)。
店内は日本人のみならず、
ドイツ人のお客さんも多数見られます。
訪問したのが1月2日という正月時期にもかかわらず終始満席でした。
まずはお蕎麦の到着です。
蕎麦は、とっても綺麗な細打ちです。
角もしっかり立っています。
この日はリトアニア産のそば粉を使用しているとのことでした。
冷水でしっかり締められたお蕎麦は、
細打ちながらもしっかりとしたコシがあります。
喉越しも抜群に良く、優しい蕎麦の香りがほのかに鼻に抜けます。
実に美味いです!
汁は江戸前の濃いい汁で、ほのかに甘みがあります。
こっちで手にはいる調味料の違いのせいでしょうか。
また、温かい蕎麦は透き通るような綺麗な汁が印象的です。
見た目にも実に美味しい掛け蕎麦でした。
ミニ天丼と天ぷらもすぐに配膳されました。
天ぷらの揚げ方も非常に上手です。
薄めのサクサクの衣が最高です。
海老の天ぷらの火の入り方も好みのものでした。
自分も蕎麦が好き過ぎてそば打ちをしているので、どうしても材料に興味がわきます。
帰り際に花番さんにそば粉と打ち粉について聞いてみました。
打ち粉は日本から取り寄せているそうです。
自分もそば打ちをしていて、海外では打ち粉が手に入らずいつも苦労しています。
やはり日本のものが最高です。(というか、日本にしか打ち粉という概念は無いのでしょう)
そば粉は、北海道を始め日本の蕎麦の実を空輸で取り寄せたり、リトアニア産の蕎麦の実を取り寄せて挽いているそうです。
私が訪問した日はリトアニア産のそば粉とのことでした。
いやぁ、素晴らしい蕎麦でした。
今度は夜に行こうと思います。
自分もまだまだ精進の余地ありと痛感しました。
ご馳走様でした。
【今日のオランダ語】
私はあなたの技術に驚いています。
Ik verbaas me over jouw kunst.
(イック フェアバース メ オーファー ヤウ クンストゥ)