オランダ・マーストリヒト出身の超有名なヴァイリニストであるアンドレ・リュウ(Andre Rieu)が、コンサートを開催しています。
コンサートの開始時刻は21時です。
⒈ アンドレ・リュウ(Andre Rieu) |
アンドレ・リュウ(Andre Rieu)はオランダはマーストリヒト出身の音楽家・指揮者・ヴァイオリニストです。
ヨーロッパやアメリカでは爆発的な人気を誇り、オランダでは知らない人はいないと言っても過言ではありません。超絶的な人気を博しています。
僕はオランダに来るまでアンドレ・リュウ(Andre Rieu)の存在は知りませんでしたが、日本でも公演をしておりファンは大勢いるようです。
⒉ アンドレ・リュウのマーストリヒト公演 |
アンドレ・リュウは毎年7月に自身の出身地であるマーストリヒトでコンサートを開催します。
その人気さ故に、コンサート期間中は街は大にぎわいです。街中のホテルはほぼ満室になります。何も知らずにこの時期にマーストリヒトに観光に来ると、ホテルが取れないなんてことも起こりえます。
コンサートは2週〜3週にわたって開催されます。
今年は
7月6〜9日、13〜16日、21日、22日
の開催です。
コンサート会場は街の中心にあるVrijthof(フライトホフ)広場です。
会場内には入りきらなかった観客のために、会場の外にはパブリックビューイングが設置され、それを見るための特設の席が設けられます。なので、会場の周囲のカフェもいつも以上に人で溢れかえります。
巨大なツアーバスも出ています。
もう、とにかく街中がアンドレ色に染まります。
⒊ コンサート開演は21時から |
さて、とにかく人気のアンドレ・リュウさんですが、マーストリヒトでのコンサートは21時開演です。
21時から24時まで公演を行います。
なんでこんなに遅い時間なのでしょうか?
私の勝手な予想ですが、これはひとえにオランダの日の長さが関係していると思われます。
夏至が過ぎたばかりのこの時期は、日中は暑い日が多く、屋外での3時間公演は公演者と観客双方にダメージが大きです。
となると、日が傾き始める頃のスタートが理想です。
しかし、7月のオランダはまだまだ日の長さが半端なく長いです。17時や18時ではまるで昼間です。
また、ステージの演出上のライトアップなどは周囲が暗くならないと映えません。クライマックスには打ち上げ花火が上がるので、空が明るいと雰囲気が出ませんね。なので、空が暗くなってからクライマックスを迎えるように時間設定をしないとならないわけです。
そして、この暗くなる時間というのが実に遅い。7月10日現在でも空が真っ暗になるのは23時頃です。
このような理由から、21時スタートでクライマックスが24時に設定されているのだと思います。
オランダならではのコンサート開催事情ではないでしょうか?
↑公演の様子↑
【今日のオランダ語】
アンドレ・リュウは超有名です。
Andre Rieu is heel beroemd.
(アンドレ リュウ イス ヘール ベロームトゥ)