先日、お笑い芸人ピースの綾部祐二さんが、海外への挑戦を発表する記者会見を行いました。facebookで流れてきた記者会見動画を拝見し、実に共感し感動しました。
自分も人生を色濃くする為にめに、海外に挑んでいます。
その上で日頃自分が思う考えを、ピースの綾部さんのインタビューをもとに記します。
(ご本人の真意とは違う解釈の可能性は大いにありますが。)
ご留意くださいませ。
⒈ 会見の内容(抜粋です)
動画はこちら↓
ピース綾部、来春からNY拠点に活動「ビッグになる」時事通信チャンネル-RealPlay
⒉ 日頃考えている事
⑴
綾部さん どうしてもアメリカの方で挑戦したいという思いが捨てきれずにですね、
40の年にアメリカに行って、勝負したいなと。
英語が全く喋れないので、、、
インタビュア それ大丈夫なんですか?
綾部さん 今勉強していて、単語がCのところまで行ってますんで。
まぁ、とにかくニューヨークに行って、生活をして、、、
期間とかは設けてないです、とにかく向こうに行ってビッグになるまで
帰ってこないつもりです。
いろいろ考えれば、行くのを止める為の理由なんていくらでも思いつきます。
それらを一つ一つ解決して、すべてをクリアできたら行こう!なんて考えていたらきりがないし、行けず(行かず)じまいで終わるでしょう。
行かない理由を探すのは実に簡単です。
お金の問題、仕事の問題、家族の有無、などなど。
その中でも特に多いのが言葉の問題だと思います。
私は常々、語学力は行かない理由にならない!と考えています。
もちろん話せるに越したことはないんです。それは間違いありません。
しかし、最初から話せる人はこの世にはいないのです。
現地人だって産まれたての時には話せません。
習得すればいいんです。
いつからでも。
しかし、語学力がまだまだ不安だから今は行けない、語学力が上がってから行こう、
なんて考えていると、あっという間に機を逸してしまいます。
そう考えている人に限って、日本にいる間に物凄い勢いで語学力をあげてなんていないものです。
もうこれで何の不安もない語学力だ!と言えなくても海外に行ってしまえばいいのです。
行けば、困るのは自分ですから、必死でなんとかするものです。行かなければ何も始まりません。行けば、そこから何かが必ず始まるんです。
綾部さんの回答にも、とにかく海外に行ってやってみる!という決心が現れています。そこには、様々な苦難を乗り越えていくという強い意志と、大きな覚悟を感じずにはいられません。その全てがとにかくに込められていると思います。
応援してくれる仲間は必ずいるものです。
ネガティブな助言には半分耳を貸す程度でいいでしょう。
力になる、プラスになる助言、友人、先輩とだけ繋がっていくようにしましょう。
最後は自分です。
そこだけはブレずに生きていかなければなりません。
⑶
綾部さん 自分もこのままでいいのか?という思いが強くなってきて、
⑷
インタビュア 何をするんですか?向こうでは?
もちろん具体的な目標、ゴールがあることも良いことです。
具体的であれば、その分そこへ辿り着くために何をするべきかが自ずと見えてきて、無駄がなくなるという利点があります。
はたまた、少々漠然としていることも決して悪いことではないと考えています。
綾部さんの場合はアメリカでビックになる!です。
聞こえ様によっては漠然としていて視点が定まっていない様にも思えますが、本当のところは本人にしかわかりません。
場合によってはもう少し、具体的な選択肢が頭のどこかにはあるかもしれません。
なんにせよ、ゴールがはっきりし過ぎていないと、様々なきっかけをチャンスとして捉えることができます。(面白そうだからやってみよう、とか。)
それによって思いがけない方向(良い方向)へと道が開ける可能性も増えるわけです。
私の場合、当然、口腔外科医としての向上を目指してここオランダに来ています。
その上で、さらに人生を色濃くしたいという一見漠然と聞こえる目的があるのも事実です。
その為にすべきだと思ったことは、口腔外科とは関係がなくてもするつもりです。
またその経験を自身の本業にリンクさせる事が出来ればなお良しだと考えています。
綾部さんの場合、現時点での職業(肩書き)が芸人なので、まずはあくまでコメディアンとして海外に渡る。
しかし、最終的にはハリウッドでスターとしてフラッシュを浴びる、ないしは、とにかくビックになって帰ってくる、という大きな目標がある。ということだと思います。
途中で“何でもいい” という表現があります。
この場合の“何でもいい”は、チャンスとあらば何でもやってみるつもりという、ポジティブな感情がバシバシ伝わってきます。
“何でもいい” は、時としていい加減な表現に聞こえますが、覚悟ある “何でもいい” はそうとは限りません。
偉業を成し遂げた時に、“何でも” 挑戦して良かったとも言えます。
海外で挑戦してみて、思うような結果が得られなくても恥じることではありません。
(と自分にも言い聞かせています)
言った、ないしは、行った以上は結果残さなきゃかえれない!
というのが自分の場合本音ですし、それは必ず根底にありますが、ダメなら日本でまた一から仕事をすれば良いいのだ、とも思っています。
そう言い聞かせてメンタルのバランスをとるわけです。
自分を追い込みすぎて潰れたら元も子もありません。
少なくとも日本では日本語通じるし。日本語はペラペラなわけだし。
ただ避けたいことは、ダメだった時のことを危惧して挑戦する事を始めから止めてしまうことです。
海外で挑戦してみたかったけど結局しなかったなぁ、という思いを生涯持ち続けて悶々として生きることの方が自分には苦痛です。
そんな想いは、言わなければ人にはわかりませんが自分に嘘はつけません。
トムが呼んでいる気がしたんですよね、
いつもポジティブなイメージを妄想する癖は必ず強みになります。
周りからは「そんな訳ないじゃん!」と言われそうなイメージ、妄想でも自分にとってそう思えたならそれでいいんです。
妄想するだけなら人に迷惑かけませんし、いつでも出来ます。
常に妄想をする癖をつけていると、様々な選択の場面で自然とそのイメージに近づくための選択するようになると思います。
トムに呼ばれている気がした!
これも常に強いモチベーションを持っているがゆえに、実際はそうでない事も自分にとって有利な、仮想現実に変えて解釈できているように感じます。
紛れもなく妄想です。
その結果、自分自身を鼓舞し勇気付けて行動へと繋げていけるのです。
良いイメージの妄想は夢の実現には絶対的に有利です。
想像力、妄想力はまぎれもない武器です!
その熱量に触発された人達が必ず寄ってきてくれます。
そして、有益かつポジティブな情報が得られます。
その結果、良い循環が生まれるものです。
自分も心がけていることですが、可能な限り自分と同じ熱量もしくは、それ以上の熱量を持っている人とだけ関わるようすることが大切です。
(完全にそうとはいかないこともあるのが人生だとも思いますが。)
できるだけ、自分にとってマイナスやネガティブな空気を運んでくる人とは距離をとるようにしています。
例えば、今の自分で言えば、オランダ語学校に通っていても生徒のモチベーションはマチマチです。やる気がない人とは話さないようにしています。
毎回出席している、課題もしっかりやってくる、そんな生徒と話していると相乗効果が生まれ、切磋琢磨し一人で頑張るよりも上の段階で頑張ることができます。
留学や海外への挑戦を考えているのであれば、ある程度の貯金は必須でしょう。
無給の期間があることを想定しておかないといけないからです。
どのくらい貯めればいいかは、その人次第です。
しかし誰にでも当てはまる条件ではありません。
まして、自分の目標のために自ら行くとなれば、自費は避けては通れない道です。
(当たり前のことです)
何かしらのインカムを得られるようになるまでは、己の貯金が頼りです。
海外での生活費だけではありません。
実際、日本を出た後も、日本に支払わなければならない費用というものも存在します。
前年度の住民税とか、年金(選択可)など。
自分の場合も今はサラリーはありません。
海外での挑戦のためにしてきた貯金で生きています、今は。
(自慢できることではありません、、、)
芸人ゆえのジョークを交えつつも、
その裏にある覚悟が全ての答えをポジティブで力強い言葉にせしめています。
私が拝見した動画の中だけでも、“とにかく”というフレーズが5回使われていました。
“とにかく”はポイントだと考えています。
勇気と覚悟がなければ、“とにかく”やってみる事が出来ないからです。
強い光を浴びてきます!
ここにはグッときました。
陰ながら応援させていただきつつ、勝手にポジティブな波動を受け取って自分の追い風にしていきます。
⒊ まとめ
- 語学力は行かない理由にならない!
- 行かなければ何も始まりません。行けば、そこから何かが必ず始まるんです。
- ネガティブな助言には半分耳を貸す程度でいい。
- 力になる、プラスになる助言、友人、先輩とだけ繋がる。
- 最後は自分です。そこだけはブレずに生きていかなければなりません。
- 思い立ったが吉日です。
- 偉業を成し遂げた時に、“何でも” 挑戦して良かったとも言えます。
- 挑戦してダメでも恥じる事はない。挑戦しないよりマシ。
- 想像力、妄想力はまぎれもない武器!
- 自分と同じ熱量か、それ以上の熱量を持っている人とだけ関わるようすることが大切。
- ある程度の貯金は必須。
- “とにかく”は勇気と覚悟の表れ。
【今日のオランダ語】
とにかくやってみよう!
Laten wij het toch doen.
(ラーテン ヴェイ ヘット トッホ ドゥン)