何かを人前で行う際、少なからず緊張したり不安になったりストレスを感じる事もあると思います。
その反面得られる事も確実にあるでしょう。
先日、人前で蕎麦打ちをする機会がありました。
その効果について考えてみましょう。
⒈ 初めての実演蕎麦打ち
今年の4月から蕎麦打ち修行を始め、これまでに14回蕎麦打ちを行いました。
こんな記事も書いています。
そば打ち修行開始・食べる側から作る側へ・そば打ち11回を経験してわかる蕎麦の奥深さ
普段は師匠のお店の営業時間外に蕎麦打ちをさせて頂いています。
先日、師匠からそろそろお客さんの前で打ってみたら?と提案がありました。
人前で何かを初めて披露する際についつい思ってしまう事は
・自分なんてまだまだ
・もっと上手い人がいる
・失敗したらどうしよう
といったネガティブな心配が先行しがちです。
自分も実際この時は、いやいや自分なんてまだまだ人前で蕎麦打ちを披露できるレベルじゃないですから!
と自然に言ってしまっていました。
しかしこれも新たな経験(ブログのネタにもなる)と思いやってみました。
ちょうど昼時の12時から蕎麦打ちを開始。
既に食事を始めているお客様がは遠目で眺めるくらいでしたが、新たに入店して来るお客様はやはり、足を止めて蕎麦打ちを見てくださいます。
一心不乱に蕎麦打ちに集中し、なんとかとどこおりなくそば切まで終了。
ほっと胸を撫で下ろすと同時に達成感でいっぱいになりました。
⒉ 人前の効果・得られたものは
えいやっとやってみた結果得られた事は
なんと
・達成感
・自信
・改善点の発見
といったポジティブなものばかりでした。
総じて、やって良かった の一言です。
出来はどうあれ、先ずはやり切れた事に対する達成感が生まれます。
また、自分ではまだまだ、自信ないな、なんて思っていても端から見れば、蕎麦打ち初めて2ヶ月でこれなら凄いね、とか様になっている、など予期せぬプラスのお言葉ももら得たりするものです。
すると、自信が湧いてきます。
簡単に褒め言葉に舞い上がって自分の能力を過信し、慢心につながってはいけませんが、時として人からのぽじてな意見をもらえる場に身をといじる事は必要だと思います。
そして、次回蕎麦打ちの実演をするなら、もっと手際よく、見ている方に時々顔を上げて笑顔を見せられるような余裕を持つ、など改善点が浮かんできます。
それが結果的にさらなる向上にもつながります。
⒊ まとめ
何かしら、自分が力を入れている事、頑張ってやってきている事を人前で披露(アウトプット)する事で得られる効果を実感しました。
既に自信がある事ならなおさら、あまり自信がなくても、ある程度時間をかけた時点で人前で披露、実演、講演する事は新たな気づきに繋がります。
得るものしかないでしょう。
ぜひ壁の向こう側へ!
早く行ったもの勝ちです。
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