先週末に、ドイツのニュルンベルクとエアランゲンにってきました。
エアランゲンには、Bergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)というビール祭りがあります。
かの有名なミュンヘン・オクトーバーフェストより歴史が古い祭りです。
⒈ エアランゲン(Erlangen) |
エアランゲン (Erlangen) はドイツ・バイエルン州北部にある都市で、ニュルンベルクとは18kmほどの距離です。
ドイツ語の発音ではエルランゲンです。
人口は約11万人の小さな都市ですが、市内にエアランゲン・ニュルンベルク大学があり学生達で賑わいを見せています。
そしてこの街にはミュンヘン・オクトーバーフェストより歴史の古いビール祭りがあります。
その名もBergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)です。
以外と知られていないBergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)に行ってみましょう!
⒉ Bergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)・Berg Party |
ビール祭り(Bier fest)は古くからドイツを中心にヨーロッパ各地で行われ、今では世界各地、日本でも開催されています。
このBergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)は、エアランゲンで現在も行われているビール祭りで、かの有名なミュンヘンのオクトーバーフェストより歴史が古いのです。
Bergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)は1755年から開催されていると言われ、その歴史はなんと260年以上にもなります。
ミュンヘンのオクトーバーフェストが1810年からの開催で207年の歴史ですから、60年近くも差があります。
この祭りの名前であるBergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)を直訳すると「山の教会開基祭」となります。キルヒヴァイ(教会開基祭)はドイツ各地で見られるのですが、エアランゲンでは町の北に位置する丘陵地帯の一角で催されるためにBerg・ベルク(山)という名称が付け加えられているのです。
現地ではドイツ語Bergのフランケン地方の発音でBerchというニックネームで呼ばれたりBerg Party などとも呼ばれます。
この祭りには、ペンテコステ(五旬節、聖霊降臨祭)の前の木曜日から開催され12日間催されます。
2017年は6月1日(木)〜6月12日(月)の開催でした。
祭りには、毎年街の人口の10倍に及ぶ、100万人もの人々が訪れます。したがって、丘の上のビアガーデンはもう人人人で溢れかえります。
この祭りを始め、ドイツのビール祭りは分類上はVolksfestと呼ばれビールとワインと移動遊園地の祭りが合体した形態をしています。
そして、ビールは基本的にマス(Maß)という1リットルのビアジョッキでいただきます。
Bergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)の会場は夜の23時で終了となります。そのあとは、みんな街に降りてきて、様々なバーで老若男女が明け方まで祭りを楽しみます。
ドイツといえば、オクトーバーフェストというのは有名な話です。規模、来場者数、消費ビール量はどれも世界一です。
今回、そんなオクトーバーフェストよりも歴史の古いエアランゲンのBergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)を経験することができました。
その歴史を噛み締めながらいただくビールは、またいつもと違った深みを味わえるような気がします。
Bergkirchweih(ベルクキルヒヴェイ)は毎年5月末から6月頭の開催になります。
ドイツ旅行の1候補にいかがでしょうか?
【今日のオランダ語】
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(ヴェ ヴァハテン オップ ヤウ)