オランダのスーパーで売られているユニークな製氷袋があります。
以外と便利です。
⒈ ユニークな製氷袋 |
オランダのスーパーで発見したユニークな製氷袋があります。
Zelfsluitende Ijsblok Zakjes です。
日本語で言うなら、”自動閉鎖型の製氷袋” です。
今回はオランダの大手スーパー・アルバートハイン(Albert Hein)で購入したものを紹介します。
1箱10袋入りで1ユーロ(130円)ほどです。
袋自体は一見すると単なるビニール袋です。
⒉ Ijsblok Zakjesを実際に使ってみた |
一見するとただのビニール袋ですが、実は内部が24個の部屋に分けられています。各部屋は小さな連絡通路で繋がっています。
では、先ほどの単なるビニール袋に水を入れてみます。
すると写真のように24個に小分けされた状態がみてわかります。
これをそのまま冷凍庫に入れれば氷が出来上がります。
この製氷袋の特筆すべき便利な点は、
・入り口が勝手に閉まる
・折りたためる
ことです。
・入り口が勝手に閉まる
水を入れる入り口部分が逆流防止弁のような二重構造(袋状)になっています。満タンまで水を入れて袋を寝かすと、入り口部分にも水が流入(逆流)します。入り口部分も対の袋状になっているので、水が入り込むと膨らんでお互いに押し合います。結果的に入り口がふさがり水がこぼれない仕組みです。逆さまに持ってもこぼれません。良くできています。
・折りたためる
製氷袋は柔らかいビニール袋なので、凍ってしまう前ならいかようにでも折りたためます。2つ折り、3つ折りも可能です。形がある程度自由に変えられるので、冷凍庫内の空きスペースにアジャストさせやすいです。場所をある程度選ばず氷が作れるのは便利です。
いかがですか?
なかなか便利でしょ?
便利な製氷袋ですが、注意点としては、
・躊躇すると水が溢れる
・氷が若干取り出しにくい
・最利用不可
という点があります。
逆流防止弁のような入り口は、水がある程度勢いよく逆流した方が密閉されます。水がこぼれやしないかと、恐る恐る袋を横にしたりするとかえって水が漏れ出します。この辺のコツは使って覚えるしかないようです。(と言っても2回目にはうまくいきました)
また、出来上がった氷は袋をビリビリ破らないと取り出せません。これが意外と面倒といえば面倒。製氷トレーのようにひねればバラバラーット氷が取り出せるわけではないんです。
袋を破らないと氷が取り出せないので、結果的に再利用はできません。
注意点を踏まえれば、便利な製氷袋です。
旅先に持っていくこともできます。急な来客に備えて氷を作るにも便利です。
オランダに来て初めて知ったので、思わず記事にしましたが、日本でも手に入るようです。
【今日のオランダ語】
テレビは壁に掛かっています。
De televisie hangt aan de muur.
(ドゥ テレヴィズィ ハングトゥ アーン ドゥ ミュール)