オランダでメディカルライセンスを取得するまでの道のりに少し動きがありました。
ポートフォリオの完成です。
かなり苦労しました。
小さな一歩ですが、一つ大きな壁を超えました。
⒈目標達成への13のプロセス |
目標達成には以下の13のプロセスをコンプリートする必要があります。
以前の記事にも書きました。
プロセス
- オランダ移住
- 病院に籍を置いてもらう(肩書きはなんでもいい)
- 長期滞在許可取得
- メディカルコースの選択(AKO、ITM)
- ITM入学申請(書類のアップロード)現在ここ!!←←←←大きな壁①
- ITM一次セレクション(2017年2月初旬) ←←←←大きな壁②
- 英語能力証明書提出・IELTS(2017年8月1日〆切) ←大きな壁③
- ITMコース開始(2017年9月より)
- Bachelor1年目
- Bachelor2年目
- Bachelor3年目
- メディカルライセンス(Bachelor)取得
- オランダで口腔外科医として働く
これから大きな壁①②③が連続して立ちはだかります。
⒉最初の関門・ポートフォリオ(大きな壁①) |
メディカルコースへの入学申請そのものが、第一の試練です。
があります。
ポートフォリオはいわば 自分売り込み書類 です。全15ページからなるフォーマットです。自分は英語でのコースに申請するので、フォーマットも記載言語も英語です。
内容は、
・個人データ
・自分の状況(どこの国の高等学校を卒業しているかなど)
・高等学校の最終学年取得単位の記載
・高等学校最終学年の単位取得証明書(英文)
・大学入学前に追加で何かしらの学業を行っていれば記入(自分の場合は歯科大学卒業)
・自分の特徴となるスキルの紹介(3つ/各150単語以内)
・PBLのあなたにとっての魅力を3つ挙げなさい(3つ/各100単語以内)
・PBLのあなたにとっての欠点を1つ挙げなさい(1つ/各100単語以内)
・他大学ではなく当大学(マーストリヒト大学)を選んだ理由(3つ/各100単語以内)
・当大学のBachelorコースを知りえたきっかけについて(1つ/100単語以内)
・ITM(授業が英語でのコース)を選んだ理由(1つ/100単語以内)
・あなたが当大学に適した応募者である要素を2つ(2つ/各100単語以内)
・必要書類の添付
※PBLとはProblem Based Learning の略で”問題に基づく教育”という教育方法のことです。
日本ではまだまだ、少数の大学でしか実施されていないようです。
以上の内容をすべて満たし、添付した書類を含めて全25ページのポートフォリオがようやく完成しました。昨年の10月から作成を開始し、実に3ヶ月かかりました。(もちろん毎日それしかやっていなかったわけではないので、実際の作成期間はもっと短いと思いますが。)
そもそも、そんなに時間をかけるべきものか否かもわかりませんが、右も左もわからない環境です。
やっておいて損がないことは、やらなきゃ損です。100%はおろか200%でも、可能なかぎり力を注ぎました。
これを、大学の申請サイトにアップロードし、受理されれば第一関門突破です。
アップロードした後は、セレクションに招待されるメールが届くまで待つのみです。
⒊ 現在の状況 |
今回は13のプロセスの内、プロセス5の
ITM入学申請(書類のアップロード)
の段階で前進がありました。
これまでの経過は以下のとおりです。
- オランダ移住(2016年7月11日に完了)
- 病院に籍を置いてもらう(2016年8月17日に完了)
- 長期滞在許可取得(2016年9月28日に完了)
- メディカルコースの選択(AKO、ITM)(2016年10月に完了)
現在はITM入学申請のために書類のアップロードをおこなっています。
- 大学の英文卒業証明書、単位取得証明書アップロード済み。
- 歯科医師免許証の英訳バージョンをアップロード済み。
- パスポートコピー、アップロード済み。
- 高校の卒業証明書、単位取得証明書アップロード済み。
- ポートフォリオ作成完了!!(2017年1月5日)
現在の目標到達度:38%
↓こんなこともやっています↓
http://www.chiptankoyama.com/nigaoe-order/
【今日のオランダ語】
少しずつ前進しています。
Langzaamaan maak ik vorderingen.
(ラングザーム マーク イック フォルデリンゲン)