ロンドン観光にオイスターカードは便利です。
迷わず買うべきでしょう。
⒈ なにそれ? |
オイスターカード (Oyster Card)とは、ロンドン市内の公共交通機関で利用できる非接触型ICカードのことです。ロンドン交通局 (Transport for London) が運営するロンドン市内のすべての地下鉄、バス、DLR(自動運転ライトレール)、トラムリンク、オーバーグラウンドで利用可能な上に、一部のナショナル・レールでも使用可能です。
ビジター用と通常用があり、ビジター用はヒースロー空港やユーロスターの車内売店で購入できます。ネット通販でも購入できます。ビジター用はロンドン市内に来てしまうと逆に手に入りません。
⒉ 切符を買うよりお得 |
オイスターカード (Oyster Card)は実際に切符を買って電車に乗るよりずっとお得になります。また1日に惹かれる上限料金も決まっています。公共交通機関を利用してあちこち出かける場合には是非持っていたいカードです。
例えば、地下鉄のゾーン1の料金は切符を買うと£4.90、オイスターカード (Oyster Card)なら£2.40となります。また1日の上限は£6.60です。
またぐゾーンが増えたり、ピーク時間か否かで料金は変わってきます。詳しくはLondon Drum City Guideに乗っています。
⒊ チャージの仕方 |
駅の券売機でチャージできます。コインしか利用できない機会とお札も利用できる機会があります。どちらでもクレジットカードは利用できます。
機械の黄色い部分にオイスターカードをかざします。すると自動的に画面が切り替わります。
Top up as you go と書かれた欄に入金金額が出ますので希望の価格をタッチします。次にコインまたお札またはクレジットカード、デビットカードで入金して完了です。ビジターオイスターカードに入金できる上限は£90です。
⒋ 名前の由来 |
オイスターカードには様々な意味が含まれているようです。まずは、貝殻の頑丈というイメージから “セキュリティ” の意味を持つそうです。さらに真珠貝(パールオイスター)のイメージから “価値” を表しています。そして、スマート・カードというもの自体が、導入された当時はとても革新的なものだったので、名前もそれにふさわしく斬新なものにしたかったという背景もあるそうです。また明確で簡単な英語で、かつ時代や流行を感じさせない名前であることも重要だったとか。それから、ローマ時代には、テムズ川でカキが養殖されていた、というロンドンの歴史にも関係しているのことです。
さらにさらに、シェイクスピアに出てくる”The world is your oyster”(世界はあなた次第でいかようにもなる)という慣用句にも関連しているといいます。オイスターカードがあればどこへでも、ロンドンの公共機関を使って楽に移動できるよ!という意味合いをもたせたかったようです。
いろいろ盛り込みすぎな気もしますが、面白いですね。
ちなみに、Suicaの名称は
「super urban intelligent card」に由来するもので、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持たせている。また、親しみやすくするため果実のスイカと語呂合わせし、カード表面の緑色のデザインもスイカ風としたものである。ロゴマークもJR東日本のイメージカラーである緑と線路(旧国鉄路線を表す地図記号)でスイカを表現している。ロゴマークでは「ic」の部分が反転表記されており、ICカードであることをアピールしている。イメージキャラクターはペンギンで、イラストレーターのさかざきちはるによってデザインがなされた。
パスモ(PASMO)の名前の由来は
「PASSNET」の「PAS」と、「もっと」という意味を表す「MORE」の頭文字「MO」をとって名づけられたそうです。さらに、「パスモ」の「モ」は、パスネットとバスが合体した「&」を表す助詞の役割も果たし、「電車も、バスも、あれも、これも」利用できるようになるという、拡張性を表す意味の「モ」の意味も込められていということです。
人も物も、名前に込める想いは様々ですね。
【今日のオランダ語】
オイスターカードを買うべきです。
Jij moet een oyster kaart kopen.
(イェイ ムートゥ エン オイスター カールト コウペン)