セキセイインコのスズメちゃんがハート型になりました。
どういうことでしょう?
⒈ セキセイインコがハート型になるのは暑い時 |
ここ2日間ほどオランダ(マーストリヒト)は猛暑です。
昨日の最高気温は35度。
今日も最高気温は33度まで上がりました。夜になって日が暮れても25度ありました。
そんな暑さのせいか、5分程度の日光浴の後セキセイインコのスズメちゃんがハート型になりました。
両羽を畳んだまま少し広げて、ちょうど脇を見せるような格好です。
そのフォルムはまさしくハート型!
見てくれはとても可愛いのですが、これは「暑いですよー」のサインです。
見逃すとインコちゃんが体調を崩す原因になるので気をつけましょう。
⒉ セキセイインコの適正温度 |
セキセイインコは元々オーストラリア内陸が原産の鳥です。
元来暑い環境で生息していたので、基本的には暑さに強い鳥です。
しかし飼育用に繁殖を繰り返すうちに、その適正温度に個体間でのばらつきが出てきているようです。
調べてみると、
・健康な成鳥ならば20度から30度くらい
・1歳未満の若鶏や老鳥は24度から28度くらい
・病気の場合や幼鳥の場合は28度から32度くらいを目安
が適温と言えます。
スズメちゃんはまだ生後5ヶ月くらいなので、24度から28度が適温となります。
日頃の日光浴ではハート型になったことはありません。
やはり今日は、スズメちゃんにとっても少々暑かったようです。
⒊ 暑いサインを見過ごさない |
日頃の日光浴の時もそうですが、長すぎは禁物です。また、日光浴の最中も目を離さず様子を見ててあげましょう。暑いよー!のサインを見過ごさないためです。
たとえ室内でも、人間が暑いなぁと感じるときにも注意してみてあげましょう。
暑いですよー!のサインは
・羽を広げる
・口を頻繁に空ける
が主なものです。
人間は発汗によって熱を体外に出せますが、セキセイインコは汗をかきません。
よって羽を広げて、羽毛の生えていない脇の辺りから熱を放出する必要があります。
また、口呼吸によっても熱を外に逃がします。
暑さが気になる時に、これらの行動が見られたら暑いですよー!のサインかもしれません。
すぐに対応してあげましょう。
放っておくと、セキセイインコも熱中症にかかってしまいます。
エアコンや扇風機を使用する場合には、風が直接インコに当たらないように配慮が必要です。
直風は体温の過度な低下を招くので気をつけましょう。
【今日のオランダ語】
次の駅で我々は乗り換えなくてはいけません。
Bij de volgende halte moeten we uitstappen.
(ベイ ドゥ フォルヘンデ ハルテ モーテン ヴェ アウトスタッペン)