似顔絵作成プロセス・第47回日本口腔インプラント学会学術大会大会長

Chest out! 似顔絵
ハイライト(完成)
イラスト

似顔絵のご依頼を頂きました。

第47回日本口腔インプラント学会学術大会の大会長を務められている西郷先生からのご依頼でした。

精一杯描かせていただきました。

 

⒈ 似顔絵作成プロセス

 

似顔絵の作成プロセスは

・デッサン
・ペン入れ
・べた塗り
・影入れ
・ハイライト(完成)

といる流れです。

 

 

・デッサン

まずは写真を選んでデッサンを描きます。デッサンは似顔絵の基礎となる部分です。この時点で似ていなければ、その後いくら頑張っても似ません。デッサンは一切の妥協は許されません。(どの過程も妥協はしていませんが)

顔の凹凸を意識して、陰影も含めてデッサンしていきます。似るまで描きなおし続ける所存です。

Chest out! 似顔絵

デッサン

 

 

 

・ペン入れ

続いてペン入れです。デッサンした絵をペンで清書していきます。デッサン時に複数のラインで表現していた部分を一本のラインに決める作業でもあります。デッサンの時点である程度、このペン入れを意識してラインを絞り込んでおくとペン入れがスムーズに進みます。

ペン入れが終了した時点では、デッサンの時よりコントラストがはっきりしていて、柔らかみが描けるのでなんだか変に見えることもありますが、新っぱい入りません。デッサンの時点で自信が持てていれば、色を入れていけば必ず良いものになります。自分を信じて作業を進めていくことも大事なことです。

Chest out! 似顔絵

ペン入れ

 

 

 

・べた塗り

次に色塗りに入ります。色塗りはまずべた塗りをします。べた塗りは各パーツの基本となる色で、その箇所を塗り潰していくことです。べた塗りが終了した時点では、実に淡白な状態ですがデレも心配いりません。この後の、影入れとハイライトを加える作業で劇的に変わります。

Chest out! 似顔絵

べた塗り

 

 

 

・影入れ

ここからは地道で繊細な作業です。影を入れていき立体感を出していきます。影は、薄い色の影から徐々に濃い色の影へと塗り重ねていきます。一番濃い色の影が一番面積が少ないので、薄い方から濃い方へと塗り重ねていきます。写真をよく見ながら、光源の位置を意識して影をつけます。この過程で、髪の毛にも色を足しておきます。自然な髪の流れが見えるように色を変えてラインを足しておきます。

Chest out! 似顔絵

影入れ

 

 

 

・ハイライト(完成)

最後にハイライトを入れます。ハイライトは一番明るい部分です。この前の家庭の影入れと合わせて、似顔絵に一気に息吹が吹き込まれる重要な過程です。少しのさじ加減の差でがっらと雰囲気が変わるので、慎重にハイライトを入れます。過剰にならぬよう、不足もしないよう意識します。ハイライトを入れると似顔絵に生命感が溢れてきます。

Chest out! 似顔絵

ハイライト(完成)

 

 

 

⒉ 第47回日本口腔インプラント学会学術大会

 

今回似顔絵を依頼してくださいました西郷先生は、第47回日本口腔インプラント学会学術大会の大会長も務めておられます。

東北大の先輩の先生より本学術大会のポスターデザインのお話をいただき、私が 作成したポスターを採用していただけました。

 

第47回日本口腔インプラント学会学術大会ホームページ

 

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第47回日本口腔インプラント学会学術大会
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当方では、似顔絵や医療用イラストのご注文を承っています。

小山慶介 Keisuke Koyama
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(フー コン ダットゥ オンヘルック ノウ ヘビューレン)