麻布十番には創業200年を誇る伝統的な蕎麦屋があります。
総本家更科堀井の歴史が織りなす蕎麦の味を堪能してみましょう。
⒈ 総本家更科堀井・店舗情報 |
場 所:東京都港区元麻布3-11-4
営業時間:11:30~20:30
定休日:年中無休
寛政元年(1789年)に、信州の反物商・布屋太兵衛が蕎麦打ちの名人であったことから、そば屋に転向したことが始まりです。
麻布十番駅から徒歩で約5分ほど。
麻布十番商店街に老舗は館を構えている。
堂々たる存在感を示す、更科堀井総本家のメタル製の店名の下に、コントラスよく真っ白な暖簾が掲げられています。
麻布十番という場所にもかかわらず、店内は驚くほど広く賑やかです。
そして、さらに驚くことに老舗は年中無休営業を行っています。
⒉ 更科堀井総本家・メニュー |
メニューはこんな感じです。(一部です)
⒊ 更科堀井総本家・実食 |
オーダーは、
・かき揚げもり(自分)
・鴨せいろ(嫁殿)
にしました。
店内は昼時で混んでいましたが、配膳にはさほど時間を取られませんでした。
さすがは老舗の伝統が織りなす連携と言った感じです。
蕎麦はしっかり角の立った細打ちの手打ち蕎麦です。
ほんのりと自然な緑色を呈する蕎麦は、主として茨城県・堺町産のそばの実を店内で自家製粉したそば粉で打たれています。
一口蕎麦をすすれば、鼻に豊かな蕎麦の香りが広がります。
蕎麦はコシもよく、喉越しも抜群です。
蕎麦1本1本は実に長く打たれており、その技術の高さを感じることができます。
汁は辛汁と甘汁が選べますが、基本的は更科蕎麦(白い蕎麦)には甘汁、もりそばには辛汁が提供されます。
かき揚げは綺麗に揚げられ、眩しい黄金色です。
上部にはたっぷりと雪が降らせてあり、その下にはぷりぷりのエビがゴロゴロと入っています。
橋を入れれば、ザクッという感触と共に湯気が立ち上がります。
かき揚げも、蕎麦の盛り量もそこそこあるので1枚でもお腹を満たせられます。
220年以上の歴史を誇る老舗蕎麦屋・総本家更科堀井には、確かな技術に裏打ちされた美味しい蕎麦がありました。
ごちそうさまでした。
【今日のオランダ語】
天気はどお?雨ですか?
Hoe is het weer, regent het?
(ホー イス ヘットゥ ヴェール、レーヘントゥ ヘットゥ)