セキセイインコのスズメちゃんの放鳥のコツ・安全のためのマナー

2017年4月27日

Keisuke Koyama

セキセイインコのスズメちゃん

我が家のスズメちゃんも１日に１回はゲージから出してあげます。

⒈　スズメちゃんの放鳥

セキセイインコのスズメちゃんは四六時中鳥カゴの中にいるわけではありません。カゴの外に出して、自由にしてもらう時間を設けています。

放鳥とは元来、”人間によって捕獲あるいは飼育されていた鳥を野外に放し、人間の管理下から離脱させること。” とありますが、飼い鳥の場合はゲージから出して部屋の中で自由に過ごす時間を設ける行為をさします。

放鳥には

・運動不足の解消
・ストレス発散
・飼い主とのコミュニーケーション

と言った意味・目的があります。

とはいえ、誰でも最初は素人さんです。どんな注意点があるか事前に勉強して、お互いに有意義な時間にしたいものです。

⒉　放鳥時の注意点

やみくもに部屋に解き放つのは以外と危険が多いので要注意です。

気をつけたい注意点は以下のようなものがあります。

・戸締り・窓閉め
・カーテンを閉める
・火を使わない
・最低限片付ける
・放鳥中は常に見守る

・戸締り・窓閉め

部屋がいくつかある場合にはドアを閉めて行動範囲を限定しておきましょう。目が行き届かなくなるのを防ぐためです。また、窓は必ず閉めましょう。窓から外に出て行ってしまったら大変です。戻ってきてくれる保証はないし、まして野生でたくましく生きていけるなんてことは考え難いです。羽切りをしていない場合は徹底してドアと窓を閉めましょう。うちのスズメちゃんも羽切りしていないので戸締り厳守でやっています。

・カーテンを閉める

セキセイインコに限らず多くの鳥はガラスのあるなしの区別がつきません。時々オフィスの窓に鳥がぶつかって脳震盪を起こすなんてことを聞いたことがあるかもしれませんが、その逆が起こることを防ぐためです。これも羽切りしていないなら徹底しましょう。放鳥中に元気よく屋外に飛び出そうとして、窓ガラスに激突したら大変です。脳震盪だけではすまないこともあるでしょう。必ずカーテンを閉めましょう。部屋が暗くなって嫌な場合でも、レースカーテンなどを引いてそこに何か障害物があるようにしてあげましょう。

・火を使わない

これは調理全般をしない方が良いということでもあります。セキセイインコとの中が良くなればなるほど、飼い主さんに付いてきたりします。またそうでなくても、不意にいけるところには行ってしまうことも考えられます。キッチンとの仕切りがない環境では、放鳥中の調理や火の使用は避けましょう。お湯を沸かしておくなども危険です。鍋に止まって火傷なんてしたら大変ですね。

・最低限片付ける

放鳥前に部屋は最低限片付けてあげると良いです。最初のうちは安定したなるべく高いところにしか止まりませんが、慣れてくるとあちこち止まるようになってきます。机の上に普段自分達が使用しているものが出しっぱなしだと思わぬ事故につながる危険がありまうす。熱い飲みもの、人間の食べる物なども注意が必要です。セキセイインコが口にしては良くないものが結構存在します。

・放鳥中は常に見守る

一旦ゲージから出したら、再度ゲージに戻すまで常に見守っていましょう。放鳥時の目的の一つには飼い主とのコミュニケーションがあります。常に一緒にいて触れ合いましょう。お互いに嬉しくて楽しことですね。互いの愛情が深まります。また、思わぬ事故を防ぐためや糞の回収をしやすくするためにも、常に見ててあげる必要があります。触れ合いを嫌がるときは、そっと見守っていましょう。