オランダに移住して思うことは、配管がよく詰まるということです。
よくあるトラブルのようです。
心地よく暮らしていくためにも解決法知っておきましょう。
⒈ よくある配管詰まり |
オランダ(ヨーロッパ)の建物は古いものが多いです。
街自体が世界遺産に登録されていたり、
町の景観を保つためにも、
建物の改築ができないことも多々あります。
古い建物をそのまま利用し続けていることは決して珍しいことではありません。
従って、部屋の内装はリフォームできても、
配管や電気系統は古いままということが良くあります。
そのせいもあってか、シャワールームやシンクの排水口の流れが
度々悪くなります。
また、硬水であることも原因の一つかもしれません。
⒉ 配管詰まり解決法 |
まず一番最初に思いつく簡単な方法は、
配管洗浄剤です。
オランダでも数多くの洗浄剤が売られています。
とにかく強いものを使うのが手っ取り早いと思います。
我々はだいたい次の2剤を利用しています。
詰まりの程度で使い分けていますが、
右の2剤を混合して使用するタイプのもの(HG duo ontstopper 2x500ml)がかなり強いです。
パッケージにも “extreem sterk” (超強い)と表記されています。
Blokkerなどで購入できます。
《使い方》
左のジェルタイプのものは、いたって簡単。
排水口にジェルを流して待つだけ。放置時間が長い方がよく効くそうです。
その後、大量の水で流して終わりです。
《使い方》
右の2剤混合タイプは強いのですが、使い方が少し複雑です。
HG duo ontstopper 2x500ml
この洗浄剤は A液と B液があります。
それぞれのボトルには目盛りが付いており3分割されています。
deel1、deel2、deel3というように表記されています。
キッチンに利用する場合は、
まずA液(赤)を目盛り1個分(deel1)まで排水口に注ぎます。
次にB液(青)を目盛り2個分(deel2)まで排水口に注ぎます。
この状態で少なくとも1時間以上放置します。
待機時間が長ければ長いほど効果が上がると表記されています。
詰まりが頑固そうな時は、寝る前に注いで朝まで放置すると良いです。
(換気などには各々で気をつけましょう)
しばらく放置したら、一回大量の水を流します。
そして残っている液を今度は、
まずA液(赤)を目盛り2個分(deel3)まで排水口に注ぎます。
次にB液(青)を目盛り1個分(deel3)まで排水口に注ぎます。
一回目と分量が逆になる訳ですね。
そして、これまた1時間待ちます。
1時間後に大量の水で流して終了です。
HG duo ontstopper 2x500mlはそこそこ値段がはります。
一箱10ユーロ弱もします。
割引されていることもあるので、セール品を見つけたら買っておくのが良いでしょう。
必ず使うときがくるはずです。
配管洗浄剤でダメな場合はこちら↓
海外生活情報・シンクの配管詰まり解決法・物理的な方法編(ラバーカップ&ワイヤーブラシ)
【今日のオランダ語】
もう3回も呼んでいるのに!聞こえないの!?
Ik heb je drie keer geroepen. Hoorde je me niet?
(イック ヘップ イェ ドゥリー ケール ヘローペン. ホールデ イェ メ ニートゥ)