蕎麦屋の営業時間は、たいてい昼の部と夜の部の二部構成が多い。
どちら一方だけの店もある。
いずれにせよ夜の部も20時頃でおしまいとなる。
飲んだ後にラーメンは良く聞くが、締めの蕎麦はなかなかない。
質の良い蕎麦が深夜でも頂ける店は貴重だ。
⒈ 店舗情報
光寿庵
場所:茨城県土浦市桜町1-1-15
営業時間:18:00~翌3:00
定休日:火曜日
とある路地の一階にある居酒屋です。
そば、海鮮料理が楽しめます。
店の外には『味自慢 そば』ののぼりが掲げられています。
引き戸をカラカラとあけると店内は奇麗にされています。
テーブル席とカウンター席がありました。
⒉ 実食
私はもりそば、嫁殿はざるそば(海苔つき)を注文。
基本居酒屋ですので御通しが出てきました。
蓮根の揚げ物です。
これがびっくりただの天ぷらではなく、磯辺揚げになっており大変美味でした。
蕎麦が配膳されました。
なかなかの盛りの量です。
ざるは海苔もたっぷりです。
蕎麦だけで頂きます。
これはビックリ。
居酒屋さんの蕎麦と言う事前の期待値を超えてくる蕎麦です。
蕎麦の香りもちゃんとあるし、コシもしっかり、星は細かく散って、冷水での締め具合も良好です。
角はやや丸めですがなかなかの細打ち。(機械打ちなのかな?)
要するに思っていたより旨いじゃないか。
盛りの量が多いので一見べちゃっと見えますが、そんな事もありません。
大変美味しく完食しました。
最後にそば湯も頂き満足です。
魚の仕込みをしつつこれだけの蕎麦を出せるのは凄いなぁと思い、店主に聞いてみました。
蕎麦は店長が打っているんですか?
すると、
実家が蕎麦屋なんですよ。
虫掛にある“ 寿庵 ”って店です。
との答えが。
なるほど、ご実家の店の蕎麦を息子さんのお店でも振る舞っていたのですね。
いずれにせよ、夜遅くに、しかも午前3時まで蕎麦が食べられる店はそうそうありませんし、土浦ではここくらいじゃないでしょうか。
そういう意味では他店にないウリのある店と言えるでしょう。