蕎麦が好きすぎて蕎麦打ちもやってます。
先日、オランダで手に入れた蕎麦粉で蕎麦打ちをしました。
⒈ オランダでの手に入れた蕎麦粉で蕎麦打ち |
今回は、100%オランダで手に入れた材料で蕎麦打ちをしました。
材料は
・蕎麦粉800g
・小麦粉200g
・水:400ml(+適宜調整)
の二八で打ちました。
小麦粉は普通にスーパーで売っているものです。
水は購入したミネラルをーターを使用してます。
打ち粉がないため、蕎麦粉で代用しました。
蕎麦粉は挽きぐるみでしょうか?
そば殻とおぼしき黒い星が散っています。
⒉ いざ蕎麦打ち |
結論から言うと今回は練り上げた球が非常に硬くなりました。
延しの作業が大変でした。というか延しきれませんでした。
考えられる原因は
・加水が少なかった
・蕎麦粉の問題
・小麦粉の問題
生地が思いのほか硬くなり、延しきれませんでした。
なんとか打ち上げましたが、写真を見てわかるように太い!
田舎蕎麦になってしまいました。
田舎蕎麦に悪いところは何もありませんが、自分は細打ちそばが好みです。
そういう意味では、理想の蕎麦に仕上げられませんでした。
原因として挙げた
・加水が少なかった
・蕎麦粉の問題
・小麦粉の問題
の中で、自分なりには加水が少なすぎたと思っていました。
それも原因の一つで間違いはないと思いますが、
小麦粉についてもいろいろ調べてみると、そこにも要因がありそうです。
今回使用した小麦粉は
Self Raising Flour と書かれています。
これは、小麦粉にベイキングパウダーや食塩がすでに混ぜられた物だそうです。
余計なものが入っていますね。ベーキングパウダー・・・
さらに、塩が入っています。
蕎麦にコシを出すために、蕎麦打ちの時点で塩を混ぜる方法があるようです。塩はタンパク質を溶かす働きがあり、溶けたタンパク質は加熱により固まるので、コシが出るそうです。
それなら、蕎麦を茹でた後にコシが増すということと解釈できます。
ということは蕎麦打ちの時点ではあまり関係ないのか?
今回は加水の問題が大きいのかな?
いずれにせよ、蕎麦打ちに理想的な小麦粉ではありません。
今後は、細打ちに適した混じりっけのない中力粉を探してみようと思います。
もう一つ、課題を発見しました。
打ち粉です。
打ち粉は1番粉(御膳粉、更科粉)と言われる、蕎麦の実の中心部分を挽いた粉を使うのが理想です。
しかし、オランダでは、蕎麦粉を細い蕎麦にして食べる概念はありませんので、打ち粉が存在するとは思えません。(蕎麦打たないから)
今回は仕方なしに、蕎麦粉を代用しました。
しかし、蕎麦粉がそば殻も入った挽きぐるみなようで、細かいそば殻が指に擦れて痛かったです。
これは大きな課題です。
⒊ 実食 |
打ち上げた蕎麦を冷蔵庫で寝かして、その日の夕飯に食べました。
蕎麦は太めなので、歯ごたえとコシが強かったです。
蕎麦の香りは感じられました。
日本の有名な産地の蕎麦粉と比べてはいけませんが、そこにはかないません。
細打ち好きの自分には、田舎風蕎麦に仕上がった時点で納得がいきませんが、味は美味しかったです。
れっきとした手打ち蕎麦です。
風味もあります。
自分の技術をあげれば、十分に戦える蕎麦作れそうです。
残った蕎麦、翌日の昼にかけ蕎麦にして食べました。
これも絶品でした。
今回、100%オランダで手に入れた材料で蕎麦打ちをしてみました。
十分に蕎麦が打てることは判明しました。
それだけでも大きな収穫です。
今後は、クオリティーを上げるためにも、プレーンの中力粉と打ち粉に代わるものを探す必要があります。
まだまだ課題はありますが、楽しみが増えました。
蕎麦打ちはいいですよ!
【今日のオランダ語】
課題が山積みだよ!
Ik heb veel taak toe doen!
(イック ヘップ フェール ターク トゥ ドゥン)