週末、久々に実家に帰ったので、実家近くの蕎麦屋に行ってみました。
ちょうど今月号のdanchuに掲載されていたお店です。
⒈ 店舗情報
場所:東京都大田区大森西5ー10ー8
営業時間:11:30〜14:30、17:30〜20:30
定休日:月曜
こちらの蕎麦屋は2014年12月17日にご主人から息子さんへの代替わりを機に改装再オープンした店です。
店舗は二階建ての一軒家の一階がお店になっています。
黒塗りの外装は落ち着きを放ち、シックでありながら近代感も感じます。
店内は明るい木の色が癒しを与える造りで、テーブル席4つとカウンター席があります。
いかにも美味しそうな雰囲気が漂っており、期待がたかまります。
⒉ メニュー
メニューはこんな感じです。
この日は、茨城県笠間のそば粉と北海道のそば粉を使用しているとのことでした。
私は、二種盛り、小エビのかき揚げを注文。
嫁殿はもりとクレソンのポテトサラダを注文しました。
⒊ 実食
蕎麦茶の湯のみとテーブルの色が調和していてとても奇麗でした。
まずは、クレソンのポテトサラダが出てきました。
クレソンとオリーブオイルがアクセントになっていて、シンプルでありながらとても美味しかったです。
続いて、小エビのかき揚げです。
こちらはかき揚げの上に、カラッとした天かすが散りばめられており、見た目にも楽しめます。
海老も小エビながらプリプリで美味しいです。
さぁ、待ちに待った蕎麦の到着です。
もり蕎麦は茨城県笠間の蕎麦でした。
私は二種盛りなので、茨城と北海道のどちらも食せますが、まずは茨城の蕎麦がきました。
見た目は期待以上の美しさです。
ほんのり緑がかった蕎麦は素晴らしい細打ちです。星も適度に散っており、時々赤味がかった星も見られます。
角もしっかり立っていて、水切りは完璧でした。
薬味は葱とワサビです。
蕎麦だけを頂きます。
しっかり冷水で締められた蕎麦は細打ちながらもコシが良く、風味も存分にあります。
打ち立てを感じられるザラっとした歯ごたえもありながら、細打ちゆえの喉越しも抜群です。
汁は猪口に入れられて提供されました。
そばつゆはテイストは江戸前辛口ですが、気持ち薄めに調整してある様に感じます。そのためか、汁の量も猪口の半分やや上まで注がれていて多めです。
汁との絡みも良いと思います。
1枚目を食べ終わると直ぐに、北海道山のそば粉でうった蕎麦が届きました。
タイミングをちゃんと見ていてくれているのでしょう。
こちらは、十割なのか先ほどの茨城のそば粉で打った物よりやや太目です。(それでも中細くらい)
粗挽きを感じられるやや灰色の蕎麦です。
こちらも角はしっかり立っており、星も散っています。
蕎麦はやや短めです。
具体的な違いを旨く言葉で表現できませんが、やはりそば粉の産地が違うと風味も味も、違うものです。
文句無しに美味しい蕎麦でした。
二種類の蕎麦を食べ比べられるので、1度に2倍楽しめます。
何度も通いたい蕎麦屋です。