つくば市高野に、元大工の棟梁がやっている蕎麦屋がある。
評判も上々だ。
ならば自分も味わいたい。
⒈ 店舗情報
場所:茨城県つくば市高野387-3
営業時間:11:30-15:00、17:30-20:00
定休日:火・第3水
店舗は一軒家タイプ。
流石大工の棟梁とベタな突っ込みをしたくなるくらい、随所にそのセンスが光る。
木をふんだんに使った店作りはその外観から始まっている。
まず駐車場に掲げられている大きな木製の看板が目を引く。
そば と書かれているだけと思いきや、英語で
Enjoy the taste of our authentic teuchi Japanese soba noodles
in a relaxed atmosphere.
の一文が彫り込まれている。
何ともオシャレ。
駐車場から店を見ると、大きな一枚木の看板が目に入る。
立派な木材に 手打ちそば梁 と彫られている。
店の入り口には、これはまた立派な看板がある。
入店前から高揚してくる。
店内は、これまた素晴らしい。
まさに木をふんだんに使った造りだ。
テーブルは全て一枚木で作られている。
木の色が優しく、和やかな気持ちにしてくれる。
⒉ メニュー
メニューはこんな感じです。
⒊ 実食
こちらの店では、茨城県産玄蕎麦・常陸秋そば を低速石臼碾きしたそば粉を使用している。
おのずと期待が高まります。
私は、
海老天もり
嫁殿は
鴨南蛮そば
を注文した。
メニューにも書かれているが、料理は一つ一つ手作りのため、時間がかかる場合があるとのこと。
蕎麦屋で待つ事等、もはや織り込み済みであるから問題はない。
20分少々で配膳。
まずはそのボリュームの多さに笑みが出る。
これはお代りそばを注文しなくても大丈夫そうだ。
そばの盛りは上々。
海老の天ぷらは3尾もある。その他の具材はシシトウと舞茸だ。
そばはやや太めに打たれている。角は立っており、星はうっすら散っている。
そばだけ頂く。
くぅー、申し分のないそばの香りが一気に広がる。
さすがは常陸秋そば。
コシはちょうど良い。そばの太さのわりに硬すぎず良い案配だ。
そば汁は辛めのもので好みだ。力強いそばとの相性も良い。
天ぷら、衣が硬めに揚げてありパリパリとした食感が良い。
(もう少し薄い衣が好みだが)
海老が3尾もあるのはありがたい。
この量で1500円ならかなり良心的だ。
鴨南蛮そば は、これまた具沢山で食べ応えがある。
鴨肉は薄めに切ってあり、油は少なめだ。
かけ汁にもう少しパンチが欲しい所だが、太めのそばが汁と良くなじむ。
もりそば のクオリティーは高く、コスパも良好だ。
旨いのに腹一杯になれる、良い蕎麦屋でした。