埼玉県の秩父から山梨県の西沢渓谷に向う途中、
大自然に囲まれた峠の茶屋で蕎麦を食してみた。
⒈ 店舗情報
場所:埼玉県秩父市大滝5695
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日
秩父市の滝沢ダムを見ながら国道140線を南下、山梨県の西沢渓谷へ向う途中
雁坂トンネルの少し手前に店舗はあります。
周囲をぐるりと山に囲まれた大自然の中に大きな駐車場があり、その奥に雁坂峠茶屋・山麓亭が佇んでいます。
敷地内には水車がついた小屋があります。
水車で発電し石臼でそば粉を引いているとのことです。
風情があります。
店の入り口には雁坂の銘水が湧いており自由に飲めます。
店内は入ってすぐがお土産コーナーになっており、奥に広々とした客席が広がっています。
客席は小上がり、囲炉裏席、テーブル席があります。
大きくとられた窓からは素晴らしい景色が一望できます。
⒉ メニュー
メニューはこんな感じです。
⒊ 実食
私は
とろろ飯(そば付き)
嫁殿は
もりそば
を注文しました。
10分ほどで注文した品が配膳されました。
とろろ飯(そば付き)の内容をみてびっくり!
なんという品数の多さでしょう。
本来そばは小さいものなのですが、とろろ飯とミニそばでは足りないのではと予想し、
200円増しで普通サイズの蕎麦に変えてもらいました。
小さい蕎麦でも十分な量でした。
盆の上には、
白米、とろろ、冷奴、味噌田楽、煮物、ごぼう、大根の膾、キャベツの炒め物、いもでんがく、豆の華(畑の肉)、りんご、蕎麦がところ狭しと置かれています。
とにかくこの小鉢がどれも本当に美味しかった。
特に、畑の肉と言われる豆の華は最初なんだか知らずに食したので、ジビエの肉料理かと思ってしまった。
どれも実に白米に合うおかずでした。
とろろはその粘りの強さに感動してしまうくらいだ。
蕎麦は星の散った細打ち。
風味は弱く、コシも控えめではあるが、全体的に美味しくいただけました。
大自然の中にある風情ある茶屋でいただく食事、それだけで満足はできます。