先日から、マーストリヒトの中心街広場に移動遊園地がやってきました。
遊園地に行くのではない、遊園地が来る生活です。
⒈ 移動遊園地 |
日本ではあまり聞き馴染みがありませんが、オランダには移動遊園地があります。ドイツでもよく見かけました。ヨーロッパに限らず、海外では結構メジャーなのではないでしょうか?
移動遊園地はその名の通り、移動式です。普段は何もない広場に突如やってきて、あっという間に夢の国の出来上がりです。
規模にもよりますが、2、3日でれっきとした遊園地が出来上がります。
幾つかのアトラクションは本体下部に車輪が付いていて、トラックなどに引かれて移動してきます。大型のキャンピングカーのような感じです。広場の所定の位置にくると、クレーン車のような足が4本でてきて設置完了です。
移動式なので、当然地中まで杭を打って固定しているわけではありません。日本の感覚だと少々不安になりますね。日本に移動式遊園地がないのは安全基準の規制が厳しいからでしょう。
(安全基準が高いということは、それだけ日本の遊園地は安全とも言えるので、それはそれで良いのですが。)
いっけんsると不安な移動遊園地ですが、海外で移動式遊園地がなくならないのは、大きな事故がないからとも考えられます。
あまり深く考えずに楽しみましょう。
⒉ マーストリヒトの移動遊園地 |
先週末から、マーストリヒトの旧市街の中心にある広場に移動遊園地がやってきました。
この広場は、普段は何もない広々とした市民の憩いの場です。何かしらイベントがあるとこの広場が使用されます。昨年末のクリスマス市場もこの広場です。
マーストリヒト・クリスマスマーケット開始!Magisch Maastrichtの紹介。 |
どんなものがあるか見てみましょう。
この辺りまでは子供達向けで可愛らしいものばかりですが、中にはスリリングなものもあります。
大人でもキャーキャー絶叫しながら乗っています。
見ているだけでも声が出てしまいました。
まずは逆バンジーです。
この限られたスペースにまさか逆バンジーを設置してくるとは、予想外です。
よほどの安全性能か、基準が緩いのか。間違いなくハラハラできそうです。
続いては、日本でも見たことのある乗り物。名前はTsunamiです。
移動式でこのクオリティーは驚きです。
もう、グルングルン回っていました。
続いて、高いところが苦手な人にはかなり不向きな回転系の乗り物です。
名前はわかりませんが、てっぺんに到達した時の高さは尋常ではありません。
中心が回転するだけでなく、座席の部分もグルグル回転します。左手前の建物はお化け屋敷です。
最後は振り子の乗り物、Ultimate Kichです。
振り子上に揺られるだけでなく、座席部分がクルクル回ります。
とにかく、こちらの乗り物はやたらと回転軸が多い傾向にあります。
オランダ(ヨーロッパ)では、それぞれの街に必ず広場があります。
そこには、季節ごとや行事ごとに出店や、飲食店、飲み屋、コンサート、そして遊園地もがやってきます。
イベントに行くのではなく、イベントが来るという選択肢。(なんでも移動式とはいきませんが)
ちょっと便利で良いですね。
【今日のオランダ語】
ラッシュアワーは他の時間に比べてより忙しいです。
In de spits is het drukker dan op andere tijden.
(イン ドゥ スピットゥ イス ヘット デュルッケル ダン オップ アンデレ タイデン)