先週末は、ドイツにある都市ウルム(Ulm)に留学中の口腔外科医の先生にお会いしてきました。
ウルム(Ulm)の魅力についてまとめてみました。
⒈ 南ドイツの都市・ウルム(Ulm) |
ウルムは、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州南部に属する都市です。街中をドナウ川が流れます。
教会堂としては世界で最も高い尖塔を有するウルム大聖堂や、物理学者アルベルト・アインシュタインの出生地として知られています。人口は約12万人程度。中心街はこじんまりとしていて、1日で観光するのに丁度良い規模です。
オランダのマーストリヒトとの位置関係はこんな感じです。
⒉ アインシュタインの生まれた家跡地 |
ウルム中央駅から大聖堂へ向かうバーンホフ通り(Bahnhofstr.)にアインシュタインの生まれた家がありました。1944年に第二次世界大戦の爆撃で家は焼失し、現在は跡地に記念碑があります。ウルム中央駅から徒歩2分くらいです。
あまりに直ぐなので、先に見える大聖堂に気をとられて通り過ぎそうになります。駅からの信号を渡って商店街に入った途端の左手にあります。
記念碑には ” Hier stand das Haus in dem am 14 Marz 1879 Arbert Einstein zur Welt kam” (1879年3月14日、ここに建っていた家にアルベルト アインシュタインが生誕しました。)と刻まれています。
⒊ 世界一の高さを誇るウルム大聖堂 |
駅を出た途端から、その頭が視界に入るほどの高さを持つウルム大聖堂。以外と知られていないのではないかと思います。知名度で言えばケルン大聖堂の方が知っている人が多いような気がします。
ケルン大聖堂はゴシック様式の建築物としては世界最大とされていますが、高さでは157.38メートルです。
ウルム大聖堂は高さ161.53メートルです。実に4メートル以上も高いのです。意外でした。
行きにケルンで乗り換えだったので、ケルン大聖堂も見ていました。
ウルム大聖堂は駅を出てからずーっと見えているので、迷わずにたどり着けます。待ち合わせの場所にもってこいです。この日は快晴で、大聖堂が黄金色に輝いていました。
スレンダーで格好良い印象を受けます。確かに、高さがかなりあるので、1枚の写真に収めるのに一苦労です。
めちゃくちゃ格好良いですね。ちなみに、大聖堂内に入ることもできます。また768段の階段で上まで登ることができます。(明日の記事で登ります。)
夜にはライトアップされ、日中と違った装いを見ることができます。
⒋ アインシュタインの泉 |
大聖堂を通り過ぎ中心街の外れに行くと、ひっそりとアインシュタインの泉があります。
一見すると目立った看板もないのですが、資料館のような学校のような綺麗な建物の入り口前にアインシュタインの泉があります。最初目にするときは後ろ向きなのですが、前に回ってお顔を拝見すると、あの有名な舌出しルックスがインパクト十分です。
アインシュタインの顔が巻貝から飛び出しています。泉と言うくらいなので水が出ている時もあるようですが、自分が訪れた時は流れていませんでした。
⒌ 傾いた家(シェーフェス・ハウス) |
フィッシャー・ゲアバー・フィアテルの一角にある見所が、シーフェス・ハウス(Schiefes Haus)です。ドイツ語で ” 傾いた家 ” という意味です。
元々は手工業者の家として1443年に建てられたのですが、1995年からホテルとしてその役割を果たしています。ここに宿泊するのも楽しそうです。
目の前に小川が流れていて、今にも滑り落ちそうに見えます。
なんとも可愛らしい建物です。
アインシュタインの泉から大聖堂方向に戻るように歩いていくとあります。その途中にウルム市庁舎があります。こちらも綺麗な建物です。ぜひチェックしてみてください。
以上ウルム観光でした。明日は、”ウルム大聖堂に登ってみた” を記事にします。
ウルムの中心街はとても綺麗です。規模も小さく1日でも十分に楽しめる街です。ドイツ旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
【今日のオランダ語】
今日は快晴です。
Het is mooi weer vandaag.
(ヘット イス モーイ ヴェール ファンダッハ)